苦情の無い日は「ない」
セルフスタンドで週末副業して約1年
苦情の無い勤務日は「皆無」です
昨日(令和5年7月15日)のレギュラーガソリン価格
非会員だと166円・・・
インターホンで呼ばれてお客さんのところへ駆けつけると
お客さん 「何で値上げしているんだよ!」
「高いんだよ!」
「本社に文句言うぞ!」
私 「本社からの指示による価格設定です」
「本社の電話番号は今メモしてお持ちいたしますので
お待ちください」
お客さん 「メモにはお前の名前も書いて来い」
「走ってサッサと持って来い!」
という方や
お客さん 「アプリが使えないんだけど、どうしてなんだ!」
「暑い中給油しているんだから、早く何とかしろ!」
私 「携帯電話の画面を確認させていただけますか」
「お客様、こちらは隣の出〇興〇のアプリですので
当店ではご利用できません」
お客さん 「めんどくせーな」
とかね
まだまだあるよん
続きは次回
裸族
20代の頃に取得した資格を使い
セルフスタンドで週末副業して約1年
最近裸族(上半身裸の♂)のお客さんが増えました
機械の操作方法がわからない方が多く
呼び出されて説明に行くと
片言の日本語・・・
イントネーションから推察すると
中国大陸系ですね
主婦(主夫)は「主婦(主夫)業」という一つの職業だと思う
拝読しているブログ主さんの自己紹介を読むと
「Wワークしている・・・」という記載がある
主婦(主夫)は「主婦(主夫)業」という
一つの職業だと思うので
そのブログ主さんは
実はトリプルワークをしていているのだと私は思う
ブログに投稿される花の写真を見ると
背景には掃除の行き届いたキレイな室内
トリプルワークしながら
よくぞそこまで掃除できるものだ!
時間管理が器用で上手な方だなぁ~
と、その才能をうらやましく思っていた
もっとも
一つの勤務先(動物園)が移転し
自宅から遠方になり
通勤時間が大幅に増えたこともあり
今年の一月半ば過ぎに約三年半勤めたその職場は退職し
現在は「主婦業」と「事務パート」のWワークらしい
本当はそのブログ主さんの記事にコメントすればよいのだろうが
どうも気が引けるので(退職の記事読んでから四カ月経過しているし・・・)
ここで言わせていただこう
トリプルワーク
「ご苦労様でした」
「天晴れです」
十五の挫折
十五歳の初春に
学力ランクが少し上の学校にチャレンジして
挫折した君へ
その日は
悔しくて眠れない夜だったのだろう
その苦くて辛くい経験は
この先の長い人生のどこかで
活かせる機会が訪れるものさ
地上から見上げる曇天のムコウ側には
いつも必ず青空がある
バレンタインデーの想い出
会社勤めをしていた頃は
義理チョコがブームだった
昼休みに
隣の課のA女史から
義理チョコをいただいた
その日の夕刻
A女史が再びやって来て
「数え間違えてしまい
チョコが足らないから
返してくれ」
と言うので
お返ししたことがある
社内報
社内報の掲載順番が回ってきた
担当者から記事に使用する
質問票がメールで届いたので
記入のうえ返信したところ
以下に関して
「満腹の時に書き直してください」と
コメントがあった
問 「好きな言葉は何ですか?」
回答 「ライス大盛り無料!」
正月四日の「なます」
高校時代の同級生Aは
身長170㎝超の色白で痩身
サラサラ髪の美男子で
成績も学年360人中
上位10位以内の常連だった
Aが母子家庭だったと知ったのは
卒業後に参加したクラス会での
些細な会話だった
バツイチで子育てという方は
今では珍しくは無いが
40年ほど前はそうではなかった
(と記憶している)
看護士の有資格者だったAの母親は
早朝から夜遅くまで働きながら
一人っ子のAを育てた
当時は今ほど冷凍食品は美味しくもなく
弁当箱には「焦げ目の目立つ甘い卵焼き」と
「イシイのハンバーグかミートボール」が
常連だった
栄養バランスを考え
野菜もたくさん食べないといけないと
「なます」をよく作ってくれた
母親の作る「なます」は
酢が少し多めに入っていることが多く
一口食べると咽(むせ)た
「酢が多いよ」とAが文句を言うと
「お酢は身体にいいんだから文句を言わず食え!」と
毎回返り討ちにあった
でも次に作る時は
砂糖が少し多い「甘目のなます」が食卓に上った
三者面談の席で
Aは内心は進学を希望していたが
自分の置かれている家庭の財政状況を考え
高校卒業後は就職すると告げた
母親は目に涙を貯めながら猛反対し
「お金の工面は何とかするから
やりたいことがあるなら進学しろ」と云った
Aはアルバイトを掛け持ちしながら
勉学にも勤しみ
希望しいていた業界に就職した
社会人一年目の正月
公共交通機関で働くAは
正月休み返上の勤務だった
母親も
「もう子育ても終わったから」と
大晦日から三が日まで
勤務シフトを入れた
正月四日
親子二人で迎える少し遅めの新年
夜勤明けのAは
母親が大好物の「葛餅」を手土産に
昼少し前に帰宅すると
母親は台所で
新年の宴(うたげ)の準備をしていた
Aはシャワーを浴びると
脱衣場で着替え
相変わらずのサラサラ髪を
ドライヤーで乾かそうとした瞬間
「ドスン」と何かが倒れる大きな音がして
床が少し揺れた
「んっ?」
Aは母親に「母さん、どうした?」と声を掛けた
が
返事がない
Aはあわてて台所に向かうと
母親が倒れていた
病院へ搬送される救急車の中で
母親は逝った
その日の夜遅く
Aは棺に入った母親と帰宅した
台所には
作りかけの「紅白なます」が
ボウルに入っていた
Aは指でつまんで一口食べてみた
甘酢っぱい味が口内に広がり
母親の味がした